項目(プロパティ)とは
プロパティとはデータ構成する各項目のことです。
SurgiBaseの最大の特徴の一つですが、個人個人でプロパティを自由に追加・削除することができます。
実際に操作してもらえるとプロパティの追加や削除がとても簡単にできることが実感できると思います。
プロパティは実際の画面では下記の赤線で囲った部分になります。

SurgiBaseのデフォルトでは、以下の項目が設定されています。
- 手術日
- 患者ID
- 病名
- 術式
- 手術区分
- 手術時間(分)
- 出血量(mL)
- 手術記録
- 症例ページ
- 改善点
- 手術評価
- 合併症
各プロパティの解説
以下でSurgiBaseのデフォルトの各プロパティについて簡単に解説します。
①手術日
カレンダーから日付を選択して入力・編集します。
カレンダービューに反映されます。
②患者ID
デフォルトでは念の為配置してありますが個人情報保護の観点から不要であれば削除してください。
筆者自身は不要と思っているので使用していません。
③病名、④術式
ともにマルチセレクト方式になっています。複数選ぶことも可能です。
必要な選択肢を自分で追加して選択していく方式です。
⑤手術区分
デフォルトでは予定手術、臨時手術、緊急手術の3つの選択肢を用意しています。
⑥手術時間(分)
データベース入力フォームでは●時間●分の形式で入力しますが、自然に分の合計に変換された値が表示されるようになっています。グラフなどのデータ処理の関係でこのような仕様になっています。
⑦出血量(mL)
そのまま出血量です。
⑧手術記録
デフォルトではファイル&メディア形式になっています。
オペレコ(絵)のデータの保存や文書のデータの保存に使うことができます。
無料プランでは5MBまでのファイル、プラスプラン(月額2000円)では5GBまでのファイルをアップロードできます。
もちろん、プロパティを編集すればそのまま文書を入力するような形で手術記録を保存することもできます。
⑨症例ページ
データベース入力フォームの症例キーワードの文章が反映されます。
検索に役立つような症例の特徴を入力しておくのがいいと思います。(下記の症例ではD3郭清、DST)
症例ページはクリックすることができ、クリックすると下記のようなその症例のみのページが開きます。
このページ例ではAI要約がありますが、こちらを使用するには月額1650円の追加料金がかかります。
(要約以外にも多数のNotion AIを用いた機能があります)

プロパティの削除
プロパティを削除するときは、それぞれのプロパティを右クリックし「プロパティ」をクリックするだけです。


削除されました。
プロパティの追加
術者や病理結果などSurgiBaseでは元々設定していないプロパティを追加したい方がいらっしゃると思います。
プロパティを追加するには下記のようにデータベースの一番右にある「+」を押します。

そうすると、下のようにプロパティを追加することができます。

プロパティの編集
各プロパティを右クリックすると下記のようにプロパティを編集することができます。
